行動を制御する脳基盤の神経科学的な 解明を目指す

 
私たち行動生理学研究分野の研究目的は、人間や哺乳類に属する動物の行動がどのような脳の 働きに基づいて生じたり、維持されたり、または消失したりするのかを神経生物学的・神経科学的な実験手法を用いて解明すること です。個体の維持にかかわるという最も基本 的な動機づけ行動である摂食行動を実験モ デル系として用いつつ、中枢神経系の働きがどのように摂食行動を制御(コントロール)しているのかについ て研究を行っています。




キーワード: 
食行動、嗜好性、情動、快・不快、学習・記憶、動機づけ、味覚、嗅覚、
内臓感覚、脳内 報酬系、扁桃体、島皮質、ドーパミン

食行動に関連するさまざまな疑問の背景にある脳基盤について、動物(ラット・マウス)を 用いた神経科学的実験からアプローチすることを目指しています。
 それ以外にも、「報酬」「嗜好」が、脳内でどのように作り出され、制御され、そして、行動への動機づけや行動選択、行動そのものへと結びついて いるのかについても関心を持って研究しています。

<好ききらい・新奇恐怖>
・なぜ、食べ物の味や匂いへの好ききらいはあるのか。
・好ききらいは変わるのか、変わらないのか。
・好ききらいはどのようなプロセスを経て変わるのか。
・なぜ、食べず嫌いや偏食があるのか。
・なぜ、見た目や匂いなどで食べなくなることがあるのか。

<食欲・食嗜好>
・なぜ、食べ過ぎてしまうのか。なぜ、食べ終われないのか。
・なぜ、
空腹でもないのに食べ始めてしまうのか。
・なぜ、おいしいものは食べ過ぎるのか。
・なぜ、食べることができないのか。
・なぜ、食べる動機が生じないのか。


 EVENT INFORMATION

  • 2018/11/9      比較神経行動学研究会での4回生の発表についての慰労会コンパを行いました。
  • 2018/11/6      第一回比較神経行動学研究会(阪大・蛋白研・高次脳機能学研究室と行動生理学研究分野との合同研究会)にて4回生が卒業研究の中間報告プレゼンテーションを行 いました。蛋白研の皆さんに多数ご参加いただきました。
  • 2018/10/13    八十島が日本咀嚼学会第29回学術大会において特別講演として研究成果の発表をさせてい ただきました。
  • 2018/10/07  篠原助教が 4th International Symposium “Oral Neuroscience 2018 in Osaka” にてポスター発表を行いました。
  • 2018/09/25  篠原助教と4回生が卒業研究の一部について日本心理学会第82回大会にてポスター発表を行いました。
  • 2018/09/15  篠原助教が「食の科学アゴラ」第一回研究会キックオフ講演会において口頭発表を行いました。
  • 2018/09/01  八十島が滋賀県栄養士会主催の生涯教育研修会にて食べ物の好き嫌いについて講演しました。
  • 2018/08/30  第20回生物と行動セミナーにおいて、国立 遺伝学研究所の小出剛准教授にご講演いただきました。
  • 2018/08/02    八十島が第36回内分泌代謝サマーセミナー(蔵 王町;会長 東北大学 井樋慶一教授)のシンポジウムにて口頭発表を行いました。
  • 2018/07/27  八十島が第41回日本神経科学大会(神戸市)において、ラットの超音波発声に関する研究成果をポスター発表を行いました。
  • 2018/06/29    第19回生物と行動セミナーにおいて、立命 館大学の和田教授にご講演いただきました。
  • 2018/05/17    八十島が第19回人間科学セミナー(「『食べる』における身体・脳・心の対話」)にて口頭発表を行いました。
  • 2018/04/20  新3年生5名(3年次編入生1名)の歓迎のために新歓コンパを行いました。